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2023.04.01 プライベート
個人的にすごく好きなサイトがあり、
よくホームページを覗きにいきます。
買い物、読み物、イベント、学び、どのコンテンツをとっても面白くて、あっちこっち滞在時間が長くなってしまいます。
なんでこんなに素敵なんだろうな〜と社長の本を手に取ってみました。
『すみません、ほぼ日の経営』
画像:Amazon
そうです、好きなサイトというの糸井重里さん率いるほぼ日。
一番有名なものは手帳ですが、今は事業は多岐にわたり、
食からファッションからオンライン学校まで立ち上げる
なんでもありの面白い会社です。
ほぼ日の魅力はひと言では表現できないのですが、
それでもひと言いうなれば、『ワクワク感』。
本では、この秘密が余すことなく公開されていました。
中でも一番心に響いたことを少しご紹介・・・
『マーケティングの世界では、ターゲットを設定せよ、と必ず言われる。(中略)
うちではターゲティングはしていない。
その代わり、自分がお客さんになったらどう喜ぶかを本気で考えることにしています。
自分はどんなことで嬉しいと思うか、しつこく自問自答し続ける。』
『いい・わるい、で判断すると結局みんな同じ。一方で「好き」と言っているものには
魅力の分量がたくさんある。簡単に好き嫌いを決めるのではなく、自分が何を好きと言っているのか
ということをものすごく考えることが大切です。』
同業ではありませんが私もメーカーに勤務し早14年・・・
ターゲット、消費者調査、市場状況、競合状況、
様々な情報を徹底的に調べ上げ、世の中へ商品を送り出す。
これがマーケティングであり、世の中が求めているものなのだと疑う余地がありませんでした。
世の中には情報やモノで溢れかえり、壊れたら捨てる、どんどん新しいものを求める、
スピード感が早くなっているように思います。
んな中で失われてしまっていたのは
「自分が好きかどうか」「自分がほしいかどうか」 という熱量。
ほぼ日の商品やものづくりのエピソードから、
情報を外に求めるのではなく、自分の内側に求めるのだ
という大切な気づきをもらったというそんなとりめもないお話でした。
この記事を書いた人:aya